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2024年5月24日金曜日

バカンス2024(プエルト・デル・ロサリオ編)

フエルテベンチューラ最終日。

今回全く泊まる予定のなかったプエルト・デル・ロサリオ。

ばいばい、モロハーブレ!

この島から家に帰ろうと思ったら、フエルテベンチューラから家に一番近いジュネーブ空港(スイス)に飛ぶ直行便がないので、どこかヨーロッパ国内で乗り換えるか、テネリフェ島かグラン・カナリアに渡ってからジュネーブに飛ぶか。


スチーブ御用達のケーキ屋


モロハーブレから空港までは遠いので、近くにあるフェリー乗り場からグラン・カナリアに渡るって手段もある。


モロハーブレのバスの停留所


なかなかこれと言った帰り方が見つからず、またもやネット検索でぐずぐずしていたら、予定していた日のジュネーブ行き(バルセロナ経由)の飛行機の値段がいつの間にか高くなっていて、他の便も満席になったりと八方塞がりに😰


バスの車窓から


バルセロナ経由ジュネーブ行きは朝の便で、その上乗り継ぎ時間が短かく、モロハーブレからの早朝のリムジンバスの手配や、バルセロナでの遅延やロスバゲのことを思うとコスパが悪い。


プエルト・デル・ロサリオのバスターミナル


そしたらその1日後のバルセロナ経由リオン(フランス)行きの比較的安いフライトがヒットした。

バルセロナでは2時間の待ち合わせで、リオン到着は夕刻。


プエルト・デル・ロサリオは島最大の港町

これなら乗り継ぎ時間も十分だし、リオンからなら家に帰るリムジンバスもある。


海岸の公園

帰宅日は1〜2日なら動かせたので、時間がタイトな上に値段が高い便よりも、安いリオン行きの便にして、その差額分で空港に近いプエルト・デル・ロサリオに泊まって美味しいものでも食べて、次の朝余裕を持って出発するのはどうかって案に落ち着いた。

街中にモニュメント

丁度フライト日がスチーブの誕生日だったってこともあって、ここで前夜祭をすることにした。

* * *


モロハーブレ最終日の朝は、急ぐこともなくボチボチ出発。

ベネズエラや中米からの移民も多い
プエルト・デル・ロサリオ

朝ジョギングがてらいつもの市場でコーヒーを飲んで、スチーブはチョコレートケーキを買い込み、フロントのイタリア人のお姉さんにお礼を言ってチェックアウト。


スペインのコロニアル風教会


その日はサハラからの砂が舞って黄色く霞がかかっていた。


インスタ・スポット


ホテルからすぐ近くのバス停で時間通りにやってきた路線バスに乗り込んだ。

北に向かって砂漠の中を突っ走り、昼前にプエルト・デル・ロサリオに到着。


街のど真ん中にあるPlaya de Chica

ここは島の主都であり、大きなコンテナ船やクルーズシップが発着する島最大の港だけど、すぐ隣にはビーチがあったり、街もこじんまりしていて安全で小綺麗。


ベネズエラのコーンミールのベジバーガー


ネットで予約済みの宿に荷物を置いて、ランチ・ハンティングへGO。

私は予め調べておいたベネズエラ料理のお店でコーンミールのサンドイッチ、スチーブはパン屋でバゲットを買って持っていたチーズでサンドイッチを作って、ビーチサイドに腰掛けてランチタイム。

黒い石のビーチも

海水浴客もちらほらいたけどみんな地元の人っぽくて、ドイツ人やイギリス人の観光客の姿は見かけなかった。観光客はみんなここは素通りしてビーチリゾートに直行するみたい。

その後海岸沿いを歩いて、疲れたので一旦宿に戻って休憩。


漆喰を作る昔の窯

夜は宿の人に勧めてもらった地元の人気レストランが生憎定休日😭

仕方なくその隣のレストランに行くことにした。


アートな街

街を歩いていても、平日のせいなのか人通りも少なく静か。

気温はモロハーブレよりも湿度が高く暑いように感じる。


愛想のいい元気なサービスのお姉さん


そのレストランは割と若い人向けでメニューはネットでみるシステム、揚げ物系が多い。

海に面したテラス席に案内され、私はビールを注文、スチーブは疲れていたのでお水で休肝日。

まもなく日没

鰻の皮の唐揚げ、マグロのたたき、エビのガーリック炒め、アスパラのグラタンを二人でシェア。

鰻の皮の唐揚げは最初はカリカリしてお酒のつまみに美味しかったけど、そのうちちょっとヘビーになってきた。たっぷりサラダがついていたのは嬉しかった。


鰻の皮の唐揚げとマグロのたたき


マグロのたたきはわさびと甘い鰻のタレ風のソースがついてきて、新鮮で美味しかったけど個人的には普通の醤油で食べたかった。

エビはモロハーブレのイタリアンのお店で食べたエビが美味しかっただけに、ここはまぁまぁ。

まだ食べ足りなかったので、最後はなるべくあっさりしたものをと思いアスパラのグラタン。チーズとマヨネーズがたっぷりのっていてあっさりとは言えなかったけど、全体的には満足。


エビのガーリック焼き

この日は誕生日前夜祭ということで私のおごり😘

海を見ながら旅の思い出を語り合い、喧嘩したことも御破算にして(笑)、二人とも現実に戻る心の準備をし合った。

暗くて不味そうに写ってますが、
結構美味しかったアスパラのグラタン


翌朝は私の携帯の時計が、なぜかしら勝手にフランス時間(時差1時間)に切り替わっていた為に、アラームが1時間早く鳴ってしまった。

それに全く気づかなかった私は、寝ているスチーブの横で出発の準備でゴソゴソしていたら、スチーブがまだ早いのに起こさんといてくれって。

宿のリビング、小さなゴキちゃんが出迎えてくれた💧

せっかくの誕生日なのに、朝からそれが原因で一日中根に持たれて不機嫌だった。

昨夜のディナー効果は意外にも短かった💦


バス・ターミナル


旅はいつも楽しいけど、体力も気力もお金もいるし、最後には現実に帰って行くという厳しい現実が待っている😂

その旅が楽しければ楽しいほどダメージも大きい(笑)


港に入る豪華客船


持っていたもので軽く朝食を取り、荷物をまとめてバスで空港に向かった。

空港行きのバスはなぜだか時刻表の15分前に出発。空港には早めに着けたから良かったものの、やっぱりアイランド・タイムはよくわからない(笑)


フエルテベンチューラの空港


プエルト・デル・ロサリオは朝からサハラの砂で霞がかりセピア色。

結局、昨日も今日もスッキリとは晴れてくれなかった。


サハラの霞がかかったプエルト・デル・ロサリオ


定刻通りバルセロナ行きの便は離陸し、しばらく飛ぶとサハラの霞の上に出た。

バルセロナまでは4時間ほど。


サハラ黄砂の上空


真っ青な空の向こうにイベリア半島が近づいてきた。


ジブラルタル海峡


7週間弱ぶりの寒いアルプスへ帰る覚悟はまだできてないけど、、、



やっぱりあかん💦


ピギー達の待つスイートホームまで後少し❤️


とん

おまけ映像:海岸の人懐っこいリス


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