近所に住む何人かの友達と久しぶりに会ったり、6月にあるトレイルレースのトレーニングやバカンスのブログ更新で、なんだかんだと忙しかった。
耳鳴りやめまいもあったけど、定期血液検査を受けて甲状腺の薬の量を調整したりして、体調もまずまず。
* * *
今月半ばには14年ぶりにドイツから友達のCちゃんが夫婦で遊びにきてくれた。
Cちゃんは某大手ドイツ車メーカー(メキシコ支社)で仕事をしていたので社費で、私はスイスのドイツ語圏のレストランで働いていたので自費😅で、3ヶ月間のドイツ語コースを取っていた。
そのクラスには仕事や音楽関係でドイツ語を習いに来ている人、さまざまな国籍、年齢、職業の人達がいて、楽しく学舎を共にした。
Cちゃんはメキシコの太陽のように明るく、いつも好奇心と行動力に溢れ、真面目で努力家。年下だけど頼もしい姉ちゃん的存在だった。
2002年には私がメキシコに遊びに行き、それから2012年にCちゃんがスイスに来たりして、細々と連絡を取り合っていた。
そしたら、その週数間前に里帰り中のメキシコの海岸で脚を骨折してしまったため、この5月に振り替えになったと言うわけ。
14年ぶりとは思えない変わらぬ笑顔で、Cちゃんが遂にやってきた💕
Kさんは写真では見たことがあったけど今回初対面。
Cちゃんは怪我から半年以上経っても未だにリバビリに通っていて、歩くのもゆっくりで旅行には松葉杖を携帯していると言う痛々しい姿。
でもそんなCちゃんの傍でKさんがいつもサポートに徹していて、仲睦まじいラブラブ・カップル。
Cちゃん達の滞在中は私も休みだったのでラッキーだった。
もしも当初の予定の9月に来ていたならば、私は仕事が忙しくてこんなにゆっくりと一緒に過ごすことができなかったので、怪我のことは本当に居た堪れないけど、この時期に来てくれたのは嬉しかった。
スチーブは生憎仕事があって毎夕食だけ共にした。
滞在中、Cちゃん達はうちから近い私の友人のアパートを借りて泊まっていた。
1日目:到着とウエルカム・スシパ
フランクフルトに前泊して朝早い便でやってきたので、到着後は部屋でゆっくりしてもらってから、夜にテイクアウトのお寿司を提げてスチーブとお邪魔した。
地元産のワインを飲みながら、やっぱりワインの本場フランスワインは美味しいって感動していた。私は6月のレースまではアルコールはお預けなので、じーっと指をくわえて見ているだけだった😭
2日目:エギュイ・デュ・ミディ展望台(標高3842m)観光
Cちゃん達の滞在中、この日の午前中だけ晴れる予報が出ていたので、朝一番に二人でケーブルカーで展望台に上って、半日たっぷりとモンブランの展望を楽しんだ。
Cちゃんは2012年に私と行ったこの展望台に、Kさんをどうしても連れてきたかったみたいで、この奇跡的な晴れ間にKさんも大喜び😍
その間に私は夕食の用意。夜はうちで食事。
3日目:お買い物と湖散策
午前中は週末の朝市で、私は夕食の為に魚屋さんで牡蠣とホタテ、海老をゲット。Cちゃん達は地元のお土産を品定め。
午後になって小雨が降ってきて、車で近くの湖に案内して散策。
夜はCちゃんちでシーフード・ディナー。
ホタテのバター醤油焼き、大西洋産生牡蠣、海老のトマトとフムスのパスタ。
デザートは抹茶テラミス(日本酒バージョン)。
二人とも食べることが大好きで、Kさんは典型的ドイツ人で大柄でお酒もよく飲み、喜んで食べてくれるので作る方も精が出る。
二人して大のウヰスキーと唐辛子好きで話が合い、ヨーロピアンはみんな大好きヨーロッパ史や政治の話、それからメキシコや日本での旅の話で盛り上がった。
4日目:プチ・ハイキングとピクニック
時折晴れ間がのぞく曇り日で、車でモンテ峠(標高1400m)まで行ってプチ・ハイキング。
それにこの時期にはまだ珍しいリンドウの花を見つけたり、二人してバードウォッチング好きで、楽しそうに鳥のさえずりに耳を傾けていた。
持ってきたパン、チーズ、ハム、ワインでピクニック。
二人は山でピクニックするのが初めてらしく、周りでフランス人達がみんなピクニックしているのを見て驚いていた(笑)
食後は池の周りをゆっくりと1周。
Cちゃんは怪我後初めての山歩きで、ウオーキングポールを頼りに自分の脚で完歩できたことに感動していた。
その後、カフェで休憩してから家に戻ってきた。
二人とも山に来るのはパンデミック以来久しぶりで、すっかりアルプスの魅力に取り憑かれたみたいだった。
Cちゃん達はラクレットを食べ、私達はチーズフォンデュをご馳走になった。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、次回は私達がドイツに遊びに行くことを固く約束して、4日間の日程を満喫してドイツに帰って行った。
* * *
海外で長く生活していても、国籍や世代を超えて真の友達を見つけるのはそう簡単ではない。
Cちゃんはその中でも一番付き合いの長い私の唯一の外人の友人と言えるかも知れない。
長い人生の中で親友と呼べる人はひとりいれば御の字。
そんな人に出会える確率は、宝くじに当たるよりも遥かに低い。
私がそんなスチーブに出会えたことは、本当に奇跡としか言いようがないミラクルビーム😊
CちゃんKさん、素敵な時間をありがとう。
いよいよ6月、仕事再開‼️
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