シュールな犬 |
その昔フィンランドはスエーデン支配下にあったことから、公用語はフィンランド語とスエーデン語の2ヶ国語。その後ロシアの属国となったり、西と東の間で翻弄された歴史をもつ。
マリアさん家のアパート |
世界幸福度(GNH)ランキング上位の常連国でもあり、人々を見ていると自由でのんびりした雰囲気(フランスとはまた違った)がよく伝わってくる反面、働き方はとてもまじめで勤勉な感じ。
それに宿題やテストがないユニークな教育法を取り入れているってテレビで見たこともある。世界高水準の教育と学力で、IT大国でもあるらしい。
ヘルシンキ大聖堂 |
サンタクロース、ムーミン、ノキア、オーロラ、ビルベリー、アングリーバード、キシリトール、F1ドライバー、サウナ、マリメッコ、白夜、エアーギター選手権などなど・・・アイコニックなものが多い。
ん〜ますます興味深いなぁ。
2日目は霧がかかり雨混じりの寒い朝でスタート。
早起きして動物園のある島へジョギングに出かけた。
あまりの寒さに途中で携帯のバッテリーが死んでしまったので遠くまで行かず、雨も酷くなってきたので引き返した。
小さなビーチもあった・・・ |
途中でカフェに飛び込んで朝食。
お茶飲み文化のあるフィンランドはコーヒーも美味しい。独特の形をしたシナモンロールも有名。
一旦アパートに戻り着替えてから、また今日も歩いて街へ。
ヘルシンキは見所がコンパクトにまとまった街なので、頑張れば1日でささっと見て回れる。
岩でできたテンペリアウキオ教会 |
まずは岩の中にある幻想的な教会へ。
教会内は陽が射しこみ、まったりと暖かく思わず昼寝しそうになる(笑)
トイレ休憩のつもりで入ったら、トイレがなかった😂
スーパーマーケットを見て回ったりした後、昨日の毛糸屋さんに向かった。
毛糸と可愛いスーパーのお土産 |
散々迷ったあげく100%ウールの毛糸を3玉とアルパカの毛糸を3玉を購入。やっぱり毛糸屋さんには作るものを決めてから買いに行くべきと反省(なんせ編み旅初心者なもので・・・)
高級ブランド “マリメッコ” |
なんだかんだしているうちに天気が良くなってきて、『かもめ食堂』にも出てくる街のはずれにあるウルスラ・カフェまで歩いてみることにした。
バルト海に続いているヘルシンキ湾 |
海沿いは風がいっそう強くて、ベンチに座ってのんびりと景色を楽しみたかったけど、ちょっとでも止まると身体が冷えてしまうのでひたすら歩かざるおえなかった。
結局そのカフェには入らず、周辺の公園からバルト海の素晴らしい眺めをカメラに納めて、またもくもくと歩いてアパートまで帰ってきた。
カモメがよく似合う |
最終日は夕方のフライト便だったので、午前中にジョグってサウナへ・・・。
屋外温水プール(ALLAS sea pool) |
マーケットプレイスに新しくできた温水プールとサウナの施設『ALLAS Sea Pool』で、まずは名物のシナモンロールにコーヒーで朝食を取ってから入った。
外気は4〜5度と言った感じで、潮風がめちゃくちゃ冷たい。
シナモンロール |
サウナに入ってから外の温水プールまで歩く間に身体が完全に冷え切ってしまう。温水プールの水も全然温かくない!
それでも何度かそれを繰り返したら、出た後は身体がポカポカと温まっていた。
スープバー |
アパートに戻る途中の市場で食べた海鮮スープがこの旅での一番のご馳走になった。
絶品海鮮スープ、パン食べ放題で€10 (バターを浮かせるのがポイント) |
帰り際にマリアさんからフィンランド色(白と青)の手編みの靴下をもらった。
マリアさんと日本人クォーターのお孫さん |
マリアさんも毎年冬になると靴下をたくさん編むそうで、でもいつも同じ靴下ばっかりでもう誰ももらってくれないのよ〜と嘆いていたので、私が大喜びしていると彼女も嬉しそうだった。
編み物もそうだけど、フィンランドの優れた職人技や高いデザイン性は、きっと作物もあまり育たない国で、長く厳しい冬が生み出した産物なのかもしれない。
暗くて長い1日を室内で過ごす時間が多く、人々は手に職をつけたり、家のものは自分たちで作ったりするんだと思う。
ヘルシンキから日本へは飛行機でヨーロッパ国内から最短の9時間ほどで肉体的、精神的にも楽。
フィンエアーのサービスはいたってシンプルだったけど、所々にマリメッコ・グッズが使われていたのが可愛かった。
フィンエアーのサービスはいたってシンプルだったけど、所々にマリメッコ・グッズが使われていたのが可愛かった。
次回は北極圏や、森や湖にもぜひ足を延ばしてみたい。
マリアさん手編みの靴下💕 |
(フィンランド語でありがとう)
とん
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