Translate

2024年5月31日金曜日

14年ぶりの再会(Cちゃん来仏)

今年の5月は去年に続き本当に天気が悪かった。

束の間の晴れ間


バカンスから戻ってきて4月は寒くて雪が降り、きっと5月は良い天気になるに違いないと言う期待を見事に裏切り毎日雨。


梅雨のような毎日


冬に雪が降らなかった分、今頃になって雨雲が行き場に困ってこっちにきたって感じ。逆に北欧や南ヨーロッパでは例年より暑いと言うのに。。。


まだまだ美味しい牡蠣の季節


今月は数日働いたくらいで、私はまた事実上無給の失業休暇。


シュタインボック(山やぎ)


近所に住む何人かの友達と久しぶりに会ったり、6月にあるトレイルレースのトレーニングやバカンスのブログ更新で、なんだかんだと忙しかった。


Cちゃんからの結婚祝い


耳鳴りやめまいもあったけど、定期血液検査を受けて甲状腺の薬の量を調整したりして、体調もまずまず。


* * *


今月半ばには14年ぶりにドイツから友達のCちゃんが夫婦で遊びにきてくれた。


学校が終了した後一緒にベルリンへ旅行
(2001年)



Cちゃんとは2001年に南ドイツの語学学校の同じクラスで出会った、私より7つ年下のメキシコ人。

Cちゃんは某大手ドイツ車メーカー(メキシコ支社)で仕事をしていたので社費で、私はスイスのドイツ語圏のレストランで働いていたので自費😅で、3ヶ月間のドイツ語コースを取っていた。


教室で(2001年)


そのクラスには仕事や音楽関係でドイツ語を習いに来ている人、さまざまな国籍、年齢、職業の人達がいて、楽しく学舎を共にした。


メキシコ旅行(2002年)
Cちゃんの妹も


その中でもCちゃんとはなぜか気が合って、ドイツ語ではなくいつも英語で会話していた。

Cちゃんはメキシコの太陽のように明るく、いつも好奇心と行動力に溢れ、真面目で努力家。年下だけど頼もしい姉ちゃん的存在だった。


エギュイ・デュ・ミディ展望台(2012年)


2002年には私がメキシコに遊びに行き、それから2012年にCちゃんがスイスに来たりして、細々と連絡を取り合っていた。

Cちゃんは8年前に社内恋愛でドイツ人のKさんと結婚して、現在はベルリンの近くに住んでいる。


ホタテのバター醤油焼き



事あるごとに再会の話が出てはお互い忙しくてぽしゃりを繰り返していたけど、昨年9月ついにCちゃんがKさんと一緒にこちらに遊びにくることとなり、飛行機も宿も予約が完了。

そしたら、その週数間前に里帰り中のメキシコの海岸で脚を骨折してしまったため、この5月に振り替えになったと言うわけ。


新鮮!ブルターニュ産生牡蠣


14年ぶりとは思えない変わらぬ笑顔で、Cちゃんが遂にやってきた💕

Kさんは写真では見たことがあったけど今回初対面。

Cちゃんは怪我から半年以上経っても未だにリバビリに通っていて、歩くのもゆっくりで旅行には松葉杖を携帯していると言う痛々しい姿。

でもそんなCちゃんの傍でKさんがいつもサポートに徹していて、仲睦まじいラブラブ・カップル。

みんなの為に張り切っちゃう〜photo by K


Cちゃん達の滞在中は私も休みだったのでラッキーだった。

もしも当初の予定の9月に来ていたならば、私は仕事が忙しくてこんなにゆっくりと一緒に過ごすことができなかったので、怪我のことは本当に居た堪れないけど、この時期に来てくれたのは嬉しかった。


いつも完食👍photo by K


スチーブは生憎仕事があって毎夕食だけ共にした。

滞在中、Cちゃん達はうちから近い私の友人のアパートを借りて泊まっていた。


築百年のレトロな友人のアパート



1日目:到着とウエルカム・スシパ

フランクフルトに前泊して朝早い便でやってきたので、到着後は部屋でゆっくりしてもらってから、夜にテイクアウトのお寿司を提げてスチーブとお邪魔した。


フランスの寿司

地元産のワインを飲みながら、やっぱりワインの本場フランスワインは美味しいって感動していた。私は6月のレースまではアルコールはお預けなので、じーっと指をくわえて見ているだけだった😭



2日目:エギュイ・デュ・ミディ展望台(標高3842m)観光

Cちゃん達の滞在中、この日の午前中だけ晴れる予報が出ていたので、朝一番に二人でケーブルカーで展望台に上って、半日たっぷりとモンブランの展望を楽しんだ。


行ってらっしゃ〜い


Cちゃんは2012年に私と行ったこの展望台に、Kさんをどうしても連れてきたかったみたいで、この奇跡的な晴れ間にKさんも大喜び😍



モンブランとCちゃん photo by C


その間に私は夕食の用意。夜はうちで食事。


白身魚の甘酢あんかけ


メニューは白身魚の甘酢あんかけ、サラダ、タイライス。

みんなで気持ちよく完食してくれました👏


鯛で



3日目:お買い物と湖散策

午前中は週末の朝市で、私は夕食の為に魚屋さんで牡蠣とホタテ、海老をゲット。Cちゃん達は地元のお土産を品定め。

午後になって小雨が降ってきて、車で近くの湖に案内して散策。


牡蠣が大好物なお二人


夜はCちゃんちでシーフード・ディナー。

ホタテのバター醤油焼き、大西洋産生牡蠣、海老のトマトとフムスのパスタ。

デザートは抹茶テラミス(日本酒バージョン)。



ガイヤン湖


二人とも食べることが大好きで、Kさんは典型的ドイツ人で大柄でお酒もよく飲み、喜んで食べてくれるので作る方も精が出る。


ウヰスキー・ユーロクラブ😂 photo by C


Kさんとスチーブはほぼ同世代。

二人して大のウヰスキーと唐辛子好きで話が合い、ヨーロピアンはみんな大好きヨーロッパ史や政治の話、それからメキシコや日本での旅の話で盛り上がった。


抹茶テラミス



4日目:プチ・ハイキングとピクニック

時折晴れ間がのぞく曇り日で、車でモンテ峠(標高1400m)まで行ってプチ・ハイキング。


プチ・ハイキング photo by K


その日は運良く野生の山ヤギ(シュタインボック)が2匹もお目見えして、Kさんは興奮気味でビデオを撮りまくっていた。

それにこの時期にはまだ珍しいリンドウの花を見つけたり、二人してバードウォッチング好きで、楽しそうに鳥のさえずりに耳を傾けていた。


モンテ峠


持ってきたパン、チーズ、ハム、ワインでピクニック。

二人は山でピクニックするのが初めてらしく、周りでフランス人達がみんなピクニックしているのを見て驚いていた(笑)


カフェでノンアルビール photo by K


食後は池の周りをゆっくりと1周。

Cちゃんは怪我後初めての山歩きで、ウオーキングポールを頼りに自分の脚で完歩できたことに感動していた。


感動級に美味しかったノンアル地ビール

その後、カフェで休憩してから家に戻ってきた。


リンドウ


二人とも山に来るのはパンデミック以来久しぶりで、すっかりアルプスの魅力に取り憑かれたみたいだった。


レストランで打ち上げ Photo by C


その夜はCちゃん達の招待で4人で郷土料理レストランへ。

Cちゃん達はラクレットを食べ、私達はチーズフォンデュをご馳走になった。


フォンデュ・サボヤード


会わなかった時間が長かった分話が尽きず、Kさんとスチーブを巻き込んでみんなでいろんな話に花が咲いた。


ラクレット


楽しい時間はあっという間に過ぎ、次回は私達がドイツに遊びに行くことを固く約束して、4日間の日程を満喫してドイツに帰って行った。


* * *


海外で長く生活していても、国籍や世代を超えて真の友達を見つけるのはそう簡単ではない。

Cちゃんはその中でも一番付き合いの長い私の唯一の外人の友人と言えるかも知れない。


山を楽しんでもらえて私も嬉しい❤️


長い人生の中で親友と呼べる人はひとりいれば御の字。

そんな人に出会える確率は、宝くじに当たるよりも遥かに低い。


私達からのお土産は、
額に入れたスチーブが撮ったモンブランの写真


私がそんなスチーブに出会えたことは、本当に奇跡としか言いようがないミラクルビーム😊

CちゃんKさん、素敵な時間をありがとう。


いよいよ6月、仕事再開‼️

とん

2024年5月26日日曜日

バカンス2024(エピローグ)

私達を乗せた飛行機がバルセロナ空港にアプローチ。

バルセロナのビーチ

眼下には真っ青な地中海がキラキラと輝いている。

スペインは本当に自然豊かで太陽がいっぱいの国。


バルセロナ空港内


あ〜ここで降りてバルセロナでタパスしたい〜と言う思いも虚しく、大きな空港の乗り継ぎはドタバタと忙しく、さっさと空港内の高価なサンドイッチでランチを済ませ、リオン行きのゲートに急いだ。

リオン行き(Vueling airline)


それにしても久しぶりに見る人人人。

民族の大移動、最近はどこの空港へ行っても混んでいる。


リオン空港

ほぼ満席のリオン行きは少し遅れて出発。

イベリア半島が遠ざかり、南仏の海岸が見えてきたと思ったらあっという間に1時間ほどでリオンに到着。


リオン空港のバス乗り場

飛行機から降りると風がめちゃくちゃ冷たい😱

サンマロの海岸

館内放送がフランス語になり、耳に飛び込んできて帰ってきたことを実感。

預け荷物がターンテーブルから出てくるやいなや、バックパックの中から冬服を引っ張り出して着込む。

電車の中でも編み物


リムジンバスの時間までもう少しあるので、サラダとポテチを買って夕食を済ませ、食後のウォーキングをしに空港の建物から外に出た。


LEGOノートルダム寺院


日没後は外でバスを待っているとかなり肌寒く感じる。

それからバスが定刻より少し遅れてやってきて、こちらもやっぱり満員。


ヘリフォード


バスの中で私は爆睡。零時すぎやっとシャモニーに到着。

バスを降りると外は冬並みに冷え込んでいて、短パンとビーサン姿のスチーブはバスのドライバーにどこに行ってきたんや?って声をかけられていた(笑)



カナリア諸島特産アロエクリーム


お疲れ様でした〜。ピギー達とも無事再会❤️46日間のバカンスが終了!

いつも帰ってくるとやっぱり家が一番ええなぁ〜ってホッとする。

帰る場所のある幸せ、温かい布団、いつも使っている物たち。。。


テネリフェ島


しばらくするとまたどこかに行きたくなってしまうねんけど😊


モロハーブレの遊歩道


* * *


最近は人口増加のせいかコロナのより戻しか、パンデミック以降観光地はどこもオーバーツーリズム。

私達の住む観光地シャモニーでも去年あたりからそれは感じていたけど、それが世界中で過激化しているのを今回の旅行でも感じた。


テネリフェ島の毛糸屋さんで見つけたソックヤーン


私達が帰った後に、テネリフェ島では多すぎる観光客に迷惑していると島民達がデモを起こしたとBBCのニュースで知った。


カナリア諸島名産アホ(にんにく)ソース


フエルテベンチューラ島でも、島の北の外れにある名もない珍しいポップコーンの形をした石の砂浜がある小さなビーチがインスタで有名になり、観光客が殺到しポップコーンの石を持ち帰ってしまって、ポップコーンビーチじゃなくなりそうになっている話を聞いて、私も見に行ってみたかったけど、あえて行くのをやめておいた。



飛行機でも編み物



つい最近、富士河口湖の富士山の姿が綺麗に見える写真スポットに外人観光客が殺到して近隣の住人が迷惑しているので、自治体が黒いネットを貼って富士山が見えないようにしたと言うニュースを見た。

観光地でもないところにたくさんの観光客が押し寄せて、ゴミを残して行ったり、車の通行の邪魔になったり、他人の敷地に勝手に入り込んで富士山の写真を撮ったり。。。



スペインのポスト


自治体の人もきっとそんなことはしたくないけど、他に良い方法がないのが現状。

富士山登山も然り、過剰な登山客の増加で入山料の徴収を検討していると言う。



サンマロも今やオーバーツーリズム


イタリアのベネチアでも観光客の数が多すぎて、今年から入場料を払わないと島に渡れなくなった😭



パンデミックの前から、ペルーのマチュピチュやオランドのアムステルダム、ギリシャのサントリーニ島、スペインのバルセロナ、カンボジアのアンコールワットなどなど、ユネスコ世界遺産と名のつく観光地はオーバーツーリズムに悩まされてきた。


ビーチでも編み物

観光客が増えれば、地域経済は活性化して良いかも知れないけど、ゴミの問題、自然や建造物の損傷、車の騒音や公害、物価の上昇、その代償は深刻。

エベレスト登山やスキー業界も然り💦



旅行中に編んだうつぼソックス


世界はどこに向かっているのやら😱😱😱


マナーは守ってリスペクト

SNSやインスタも良いけど、本来の旅の意味を忘れないでいてほしい。


お土産の山羊マグネット

愚痴り始めるとキリがないのでこの辺で・・・😅


用心棒の犬


* * *


今回は耳鳴りに悩まされたけど、最後まで熱も出さず元気に帰って来れたので、終わりよければ全てよし👍


フエルテベンチューラ島マップ

日本の母も元気でいてくれたので、安心して旅行ができた。


モロハーブレの昭和なブティック


昔のような貧乏旅行はもうできなくなったかも知れないけど、悲観することなくこれからも五感を使って刺激を求めて、体が動く限り旅を続けていきたい。


プエルト・デル・ロザリオ


また楽しいブログが書けるよう、人生のアドベンチャーは続くよ〜😍


やっぱり旅はやめられません


長いブログに最後までお付き合いくださり、

ありがとうございました。


とん


おまけ映像:フエルテベンチューラ島の風