Caldeirao do Inferno |
朝7時半にお迎えがきて、今日はゴンザロがガイドをするフランス人の年配グループに入れてもらって、一緒にハイキングすることになった。
待ち合わせ場所の登山口まで行くと、ポツポツ雨が降ってきて山には真っ黒な雲。
グループとの自己紹介をすませ、ゆっくりしたペースで歩き出す。
出だしはなだらかな登り、時折お日様が顔をだすと暖かいけど、徐々にまともな雨になってきた。私のゴアテックスの効かなくなったジャケットに水がしみてくるとけっこう寒く感じる。
不思議な植物 |
マデイラ島は標高1、800m前後の山々が島の中央に走っていて、北からやってくる雲が山脈に引っかかり雨を降らすので、南海岸はいつも晴れているけど、北側はいつも曇っているのがこの島の特徴。
Levadaのトンネル |
なので水の豊富な山のあちこちに生活用水の為の水路(レバダLevada)がひかれている。
それに沿って歩いていくと、いろんな種類の花々やシダが生い茂り、途中頭をぶつけそうになるくらい天井の低いレバダのトンネルをいくつも通ったり、その先には見上げると首が痛くなるほど大きな滝がいくつも流れ出して、ちょっとしたジュラシックパークといった雰囲気。
変化に富んだハイキングコース |
マデイラ島最高峰Pico Ruivo( 1,853m)の真下を通る全長1キロのトンネルの中は真っ暗で、ヘッドランプをつけてみんなで声をかけ合いながら進む。
お昼になっても雨はやまないので、ランチは岩陰で雨宿りしながら立ったまま持ってきたサンドイッチをほお張り、長居をすると身体が冷えるので、ありたけの服を着込んですぐまた出発。
さらに谷の奥へ入っていくと、高さ980mの苔に覆われた滝(Caldeirao do Inferno)が現れた。あまりの高さに水が霧状になって落ち、それはそれは幻想的、次の瞬間に太陽もでてきて、みんな寒いのも忘れて大歓声。
そこからは雨もやみ、細く曲がりくねったレバダ沿いに北海岸の村(Ilha)まで一気にくだる。
午後4時頃無事到着。
村のバーでもちろんビール!
ゴンザロの仲間マウロが村までバンで迎えにきてフンシャルまで送ってくれた、ほんとに上げ膳据え膳。
かわいい花がいっぱい |
青空がお出迎え |
夕食は裏通りのバーでツナサラダとパン、それに自分にご褒美ポンシャを2杯も飲んでしまった。これは胃腸の調子がよくなってきた証拠かな(笑)
雨のおかげで虹になった |
明日は休養日、洗濯してのんびり過ごそう。
とん
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