ゲストハウスの中庭にはゲストの為に、いつも木にバナナがぶら下っていて自由に食べれる、小ぶりだけど良く熟れていて甘い。
カレタのヨットハーバー |
フルーツとカフェオレで朝食をとっていたら、オーナーがやってきて、『午後から風と雲のようすを見て大丈夫そうだったら、今夜私たちと宿泊客のフランス人カップルの6人で私の伯父のもつヨットで、サンセットクルーズに行きませんか』というお誘いだった。
ひとり35ユーロ。
スチーブは7年前にカナダでヨットで生活していたこともある大のセイリング好き、なので速攻OK、私は船酔いがちょっと心配やったけど、せっかくのチャンスだから行ってみることにした。
日中は最後のJardin do marを名残惜しむようにビーチで、義妹にもらった大人の塗り絵をしたり、ゴロゴロして思いっきりのんびりし、
お昼はゲストハウスのキッチンで、少しでも予算を節約する為に、またトマトソースのパスタを作って食べ、またビーチにもどりゴロゴロと過ごした。
風も雲も少しあるけど、セーリングには問題なさそうだった。
夕方6時前に、車できているフランス人カップルにヨットハーバーのあるCalhetaまで一緒に乗せていってもらい、オーナーカップルはヨットで食べるサンドイッチとビールを用意してくれて、伯父さんのヨットへ。。。
陽気なキャプテン(伯父さん)は、この30フィートの古いヨットで大西洋を数回横断したことがあると自慢話をしてくれた。
みんなでビールで乾杯し、ハーバーを後にした。
スチーブはセイルを張ると大興奮! |
沖に出るにつれ風が強くなり、ヨットは波と波の間をぐんぐんと進んでいく。風が冷たくけっこう寒い上に私はちょっと気持ち悪くなってきたので、ビールも食事もほどほどにしておいた。
全員で8人 |
どんどん小さくなっていく海岸線はほとんどが切り立った崖になっていて、Jardim do marとPaul do marの村も見える。
いよいよ気持ちが悪くなり必死で夕陽をみて気をまぎらわせていたところに、サンセットの時間がやってきた。
と思ったら、あれよあれよという間に西の水平線にぶ厚い雲が発生し、夕陽はあっけなく落ちていった。
でもそのあとの夕焼け空が反射して黄金色に輝く海の美しさは、今でも忘れられない。
キャプテン |
ハーバーに帰る頃には街に灯りがともり、船酔いもすっかりましになっていた。
海の上からみるサンセットは格別 |
村に戻ってから、やっぱり今夜もJoe's Barに寄ってポンシャを飲んでから部屋に帰った。
布団に入って目を瞑るとまだ揺れていたけど、
Jardim do marの最終日にふさわしい想い出深い日となった。
明日はフンシャルに一旦もどる。
とん
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