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2017年1月7日土曜日

Galette des rois(ガレット・デ・ロワ)

美味しそうだったのに・・・
せっかくフランスに住んでるんやから、和食ばっかり作ってんと、たまにはフランスのカルチャー・スイーツをご紹介します。















クリスマスから12日目の1月6日キリスト教のお祭りエピファニー(公現祭)を祝って、その週末に家族でわけあって食べるケーキがこれ。



カスタードクリーム





ガレット・デ・ロワとは『王様のケーキ』と言う意味で、その昔3人の聖人(王様)が贈り物を贈ってキリストの誕生を祝ったことから、その名前がついたらしい。











アーモンドクリーム




地方や国によって形も味もさまざま、日本ではケーニヒスクーヘンと言った方が有名かも。















クリームを合体



この時期どこのケーキ屋さん、パン屋さん、スーパーにも並んでいて、ケーキの上には紙でできた王冠がのっている。その中にはフェーブ(そら豆と言う意味)と呼ばれる陶器製の小さなおもちゃが入っていて、それが入っているケーキに当たった人は、その1年王様(幸せ)になるというお楽しみつき。













私もスチーブも明日から3連休。
家事をささッと済ませ、カウチに座ってインターネットでフランスの料理番組を見ていたらこのケーキを作っていて、そっか〜そういう時期だったなぁと思い出し、私も作ってみようと慌てて夕方スーパーに卵と市販のパイ生地を買いに走ったら・・・












時すでに遅し、市販のパイ生地は完売。
仕方なしパイ生地から作ることになった。











まずはこちらを用意。


パイ生地(フイユタージュ):
http://tomokochamonixfrance.blogspot.fr/2016/12/blog-post_58.html

クレーム・ダングレーズ(カスタード・クリーム):
http://tomokochamonixfrance.blogspot.fr/2015/10/blog-post.html

クレーム・ダマンド(アーモンドクリーム):
http://tomokochamonixfrance.blogspot.fr/2015/09/blog-post_3.html








ガレット・デ・ロワ


パイ生地 200g✖️2
カスタードクリーム 70g
クレームダマンド 130g
フェーブ 1個(なすの箸置き)
ドリュール(ただの溶き卵) 適量
粉砂糖 適量










フェーブはなすび





丸型20センチのパイ生地を2枚作り、1枚目にカスタードクリームとクレームダマンドを混ぜ合わせたものを淵を残して広げる。
















ええ感じ❤️


フェーブを適当なところに置き、淵に水をはけでぬって上から2枚目をかぶせ、指で淵を抑えたら、その間にナイフで切り込みを入れる。













ここまで順調


30分冷やす。





上から切りすぎない様にナイフで月桂樹の葉の柄を描き、空気穴を数カ所空け、全体的にドリュールを塗って、180度に温めたオーブンで40〜50分焼く。










ドリュールをぬる




一旦取りだして、粉砂糖をふり、もう一度オーブンに戻してカラメリゼさせる。
















粉砂糖をふるところまではよかったが、、、


作ってる最中は本当にうまくできるか自信がなかったけど、本焼きまではなんとかうまくいってウキウキしてたのに、最後のところであっという間に焦がしてしまった。











はぁ〜〜〜〜っ(ため息)、そして時計はすでに23時。。。



が〜ん!




試食は明日にして、疲れたので今日はもう寝ることにした。
明日、どうかフェーブが当たって1年間ハッピーに料理ができます様にと祈りながら。

でも味は自信あり!




とん

























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