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2017年2月14日火曜日

スキー・ランドネ 2017 その1(エッグタルト2とアップルパイ)

スキー・ランドネ(ski randonnée)とはフランス語でスキーツーリングのこと。



photo by Steve


昨日は今シーズン初めての本格的スキーツアーにスチーブとスチーブの友達と3人で行ってきた。












朝一番のケーブルカーで一気に3300mまで上がってから氷河を2500m付近まで滑り降り、そこからシールと呼ばれる滑り止めをスキーに貼付けて歩いて登る。



Glacier Du Tour Noir


最初の1時間はひたすら平らな氷河の上を歩き、そこから3500mのコル(鞍部)を目指す。最初からペースの速い男子について行くのに必死で、途中であまりにもお腹が空いたのでグループから離脱😇、持ってきたアップルパイで腹ごしらえ。









標高が上がるとともに息も苦しくなってきたけど、崩れ落ちてきそうな氷河を横目に独りひたすら登る。



カスタード入りアップルパイ


雪は連日の晴天とフェーン風でウインドクラスト(風で表面だけ凍っている)していて見るからに滑りにくそう。下りの体力も温存しておかないとと思い、3時間登って最後の急斜面にさしかかったところで、私だけギブアップ。









スキーを脱いで30分ほど目をつむって瞑想、上から滑ってくるスチーブ達を待つことにした。




難しい雪

それから、3組ほど他のグループが下から登ってきた。
一組目は爺さん2人組、苦しそう。それからガイドが2人の若者を引率しているグループ、ゆっくり登っているにも関わらず、若者2人の顔は疲労で無表情。それからお姉ちゃんの2人組、めっちゃゆっくりとしたペースだけど安定したリズム、おしゃべりしながら楽しそう。






みんなしんどそうな表情だけどコルを目指して淡々と登っている姿を見ると、私ももうちょっと行けそうな気になってきて再びスキーを履いて登りはじめた。



エッグタルト(パステル・デ・ナタ)
http://tomokochamonixfrance.blogspot.fr/2015/03/blog-post_91.html



それから1時間、かなり苦しかったけど他のグループに混じってコルまで残り標高100m、最後の急な登りを登り切った時スチーブ達が上から降りてきた。










スチーブは4時から歯医者の予約があるからって、そこから3人で慌てて下山。下りは案の定脚を取られる難しい雪と格闘の末、太ももはパンパンになり、午後3時には下の村まで帰ってきた。




冷蔵庫で自然解凍したパイ生地


今シーズンはいい雪の時にしか滑りに行ってなかったので、コンディションを選ばずもうちょっと練習すべきと反省。久しぶりに運動した〜って感じで、その後のビールは最高に美味しかったけど、夜には全身筋肉痛になった・・・😂😂😂









形成したら一度冷蔵庫で寝かす



前の日に作ったエッグタルトを朝食に食べ、アップルパイはランチに持って行った。













200度で40分ほど焼く


エッグタルト

自家製冷凍のパイ生地
自家製カスタードクリーム












参照レシピ:http://tomokochamonixfrance.blogspot.fr/2017/01/galette-des-rois.html



焼き上がる手前でプランブルをふる


アップルパイ

自家製冷凍のパイ生地
自家製カスタードクリーム
友人が作ったりんごのコンポート
自家製クランブル(http://tomokochamonixfrance.blogspot.fr/2017/02/blog-post_3.html










ポルトガルの薫り



それぞれ200度のオーブンで焼く。
















友人の作ったりんごのコンポートが美味しかった




今回のスキーツアーは泣きそうなくらいしんどかったけど、目の前に広がる壮大な景色と美味しい手作りスイーツのお陰で、楽しく元気に帰ってこれた。















また行きたい❤️
山で遊んで美味しく食べて、最高!



スチーブがコルから撮った写真(スイス側)


とん














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