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2017年2月10日金曜日

おでんプロジェクト

鰹と鶏出汁のマリアージュ
今週のはじめジュネーブに行った時、以前勤めていた日本食材店に顔を出した。















昼間の忙しい時間帯だったので、元同僚と少しおしゃべりしてからササッと買物をすませ次の用事に向った。



ダイエットフードとして人気が出つつあるこんにゃく




買い過ぎ防止の為あらかじめリストを作っていったにも関わらず、冷凍食品の棚に紀文の冷凍おでんセットを発見!











先週私の家族が大阪にある美味しいおでん屋さんへ行って、その時の写真を送ってきてくれた。そのおでんをお腹いっぱい食べて幸せそうなみんなの顔を思い出し、私もどうしても食べたくなった。






冷凍保存



おでんセットの中味は、ちくわ、平天、ゴボ天、魚河岸揚げ、ハンペン、野菜天とスープの素が入った2人前18.90フラン(2000円也)。その他にもう1枚ハンペンと薄揚げも追加、もっといろいろ欲しかったけど予算オーバーで断念😂









家に帰ってから、他にもできそうなおでんの具をいろいろ考えてみた。



じゃがいも



参照レシピ『白ごはん』:
http://www.sirogohan.com/recipe/oden/














おでんは下ごしらえが肝心なので、おでん屋になったつもりで一品一品を丁寧に仕込む。




牛スジだったらもっとよかった


◉中華ショップで手に入れたこんにゃく1丁に隠し包丁を入れ4等分して湯通しする。

◉固ゆで卵3個を作って殻をむいておく。

じゃがいも小4個を下茹でし皮をむく。






◉大根が手に入らなかったのでNavetというかぶ3個をふたつに切り、面取りと隠し包丁を入れ米のとぎ汁で下茹でする。



フランスのかぶ



◉普段は入れないけど彩りと具を増やす為に人参を桜切りして下茹でする。


◉鶏と間違えて解凍してしまったステーキ肉、少し筋がついていたのでスジ肉の代わり。串にさし熱湯でさっと茹でアクをとる。










◉餅米を炊いて餅をつき、半分に切って湯通しした薄揚げの中に入れ、干瓢でしばって閉じた餅巾着。

◉BIOショップで手に入る木綿豆腐半丁をオーブンで焼きめをつけ厚揚げ風にする。










練り物5種を加え、全13種類!



ゆらゆら〜







出汁はおでんセット付属のつゆ(1ℓの水で割る)と、昆布2切れと自家製鶏ガラスープ500ml(薄口醤油18ml、みりん20ml、オイスターソース小1、砂糖大2、塩少々)をプラス。

関西風に薄味で少し甘いめにした。











鍋に出汁を入れ中火にかけ温まってきたら、じゃがいも、卵、こんにゃく、人参、肉を入れ弱火にして30分、その後、練り物を加え15分煮たら火から下す。




イギリスのマスタードは和唐子に近い辛さ




ここまでを前日に仕込んでおく。

おでんはぐつぐつ煮ると出汁が濁ってしまうので、弱火でゆらゆらと煮るのがポイント。











翌日、食べる少し前に魚河岸揚げ、ハンペン、餅巾着を入れ弱火でしっかり温める。








普段はスキーに行っても半日くらいしか滑らないのに、その日は珍しくスチーブと2人で雪の中を1日中滑って、寒さと疲れでクタクタになって帰ってきた。





スチーブはじゃがいもと豆腐がお気に入り




そこへ既にでき上がったおでんが待っていたから、こんなタイミングで食べれるなんて最高に幸せ。それから大切にとってあった日本酒も出してきて、熱燗にして一緒に頂いた。




こちらでは高級食材の練り物




やっぱり日本酒



コスパはかなり高いけど、こんな冬の寒い時期に食べると本当に価値がある。お鍋いっぱいに作ったおでんは2日間でペロリと胃袋に消えて行った。










心も身体も温まるこんな美味しい料理は他にはない❤️
やっぱり冬はいい!






とん













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