フランスに住んでいる理由の一つだとか。
今夜、私は遅番バイトなので、スチーブに夕食は勝手に好きなものを食べてもらおうと思ってたけど。。。
ここのところ食卓の上に、スチーブが職場のホテルの朝食で残ったパンを持って帰ってきては積み上げて、岩石のようにカチカチに硬くなっているのがめっちゃ気になってた。
そこで去年カフェで働いていた時に習った、ここサボワ地方の料理のひとつ “クルート” を思いついたので、作ってから仕事に行くことにした。
Croûte Savoyarde(クルート・サボヤード)
硬くなったバゲット(もしくはトーストした)3切
ロブロッション・チーズ(本来はボーフォーかコンテ)
にんにく 1片
トマト 1/2
生クリーム 適量
ハム 2枚
白ワイン 少々
バゲットににんにくをすり込み、白ワインに浸す。
スライスしたトマトとハムをパンの上に並べ生クリームをかける。
最後にチーズを隙間なく敷く。
後はスチーブがお腹が空いたら、180度のオーブンに入れてチーズがとろけるまで焼くだけ。
(約30分くらい。オーブンの温度が高ければもっと早くできる。)
超簡単❤️
郷土料理なので、家庭やレストランによってレシピはいろいろ違うけど、残って硬くなったパンを美味しく食べる為の知恵。
食後は、しつこいチーズや生クリームの脂肪の消化を助けるアルプスのお酒 “Génépi” を飲んで、チー吉大満足!
※ジェネピー・デ・ザルプ:Génépi des Alpes
標高の高い所で生育するハーブの『ニガヨモギ』と、アルプス独特の硬質の水、40度以上のアルコールと砂糖で作った、薫り高くて癖になる味のアプサン(薬草系)リキュール。ニガヨモギの香味成分であるツヨンにより、幻覚などの向精神作用が引き起こされるとされ、一時は製造中止になった。また習慣性が強く、あのゴッホやロートレックも中毒になったらしい。(インターネットより引用)
確かに、チーズ&ワイン&クリームはフランスならでは、美味しいけどカロリー急上昇!
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