Translate

2016年1月25日月曜日

フォンデュ・フロマージュ・サボヤード(Fondue fromage Savoyarde )

私は以前スイスに住んでいたこともあって、いつも家で作るのはスイスのチーズ・フォンデュ。でもフランスに移り住んで、ここサボワ州にもここのチーズ・フォンデュがあることを知った。




フォンデュの材料はチーズ、白ワイン、にんにく、キルシュが基本。








これがスイス風だと主にグリュイエール・チーズ、バシュラン・フリブールゴワーなどなど、地方によって違うチーズをブレンドして、そこへナツメグやコーンスターチなどを入れ、塩分も油分も多くかなりこってり風。




それに比べると、サボワ風はあっさりめ。

昨夜、今の職場のレストランでお客さんにチーズ・フォンデュを出したので、シェフの横について教えてもらった。













日頃からお世話になっているチー吉に、今日は私のおごりでさっそくランチで食べることにした。



サボワ風チーズフォンデュ(Fondue fromage Savoyarde )2人前

チーズ(バシュラン 150g・コンテ 200g・ボーフォー 130g)
※チーズ1人前 200gに対して白ワイン 100CC弱
白ワイン 200CC
にんにく 2片
黒こしょう 少々
キルシュ 少々



チーズはおろし金で削って混ぜておく。



にんにくを1片は半分に切って鍋の底にぬりつけ、もう1片はみじん切りにして白ワインと一緒に鍋に入れ、火をつける。沸々しだしたらチーズを少しづつ加え、そのつど木べらでよく混ぜ乳化させる(ここ重要)。






 乳化がポイント!




チーズを全てとかしたら、キルシュ、黒こしょうを加えたらできあがり!

ふつうは液体燃料を入れた専用コンロに移して食べるけど、うちはそれがないのでカセットガス・コンロで。














料理というほどのものでもないけど、この乳化に失敗するとチーズとワインが溶合わずチーズがゴムみたいになってしまう(なんども失敗を経験)





山ではフォンデュを作るのは男の仕事、なのであくまでも豪快かつシンプル。








スーパーUチーズ売り場のお兄さんのおすすめチーズ3種類 €10.50(1,400円)、パンはバゲット・カンパーニュ €2(260円)



決して安い料理ではないけど、時々無性に食べたくなるから不思議。




うちではパンはサイコロ状に刻まず、大きめの輪切りにして個々に好きな大きさにちぎってチーズにつける。





ご満悦のチー吉さま❤️
私は昼間からこの重いランチでちょっと胸焼け気味になってしまった・・・

 サラッとした感じ


長期保存が可能でカロリーも塩分も高く、寒さに耐えしのぐ為の山岳地方の知恵料理。

Génial!!!



とん










0 件のコメント:

コメントを投稿